wsl2 インストール＆設定

wsl2 #

wsl2 のインストールから基本設定、 ターミナル、 ゲストOS（ubuntu22.04）の設定方法まとめ powershell or cmd で以下を実行することで導入可能 インストール完了後、windows tarminal を再起動すると インストールしたディストリビューション(Ubuntu)のメニューが表示される。 それを選択するとインストール時に指定したユーザにログインした状態でディストリビューション(Ubuntu)が起動する

  • $ wsl –install が未実施の場合、初回に限り -d 指定でディストリビューションを指定できる
  • $ wsl –install を実施すると、wsl初期設定とデフォルトのディストリビューションであるUbuntuがインストールされる
  • 管理者権限で実施しても、インストールされるディストリビューションが管理者関連で問題は発生しない

インストール可能バージョンを確認（初回） #

powershell or cmd で以下を実行
※初回の場合 -d オプションが表示されるはず。

$ wsl --list --online
インストールできる有効なディストリビューションの一覧を次に示します。
既定の分布は ' * ' で表されます。
 'wsl --install -d <Distro>'を使用してインストールします。

  NAME                                   FRIENDLY NAME
* Ubuntu                                 Ubuntu
  Debian                                 Debian GNU/Linux
  kali-linux                             Kali Linux Rolling
  Ubuntu-18.04                           Ubuntu 18.04 LTS
  Ubuntu-20.04                           Ubuntu 20.04 LTS
  Ubuntu-22.04                           Ubuntu 22.04 LTS
  OracleLinux_8_5                        Oracle Linux 8.5
  OracleLinux_7_9                        Oracle Linux 7.9
  SUSE-Linux-Enterprise-Server-15-SP4    SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4
  openSUSE-Leap-15.4                     openSUSE Leap 15.4
  openSUSE-Tumbleweed                    openSUSE Tumbleweed

Ubuntu22.04 インストール #

powershell or cmd で以下を実行

$ wsl --install -d Ubuntu-22.04
Enter new UNIX username: developer
New password: password-string
Retype new password: password-string

# ついでに階層を確認しておく
$ sudo apt install tree

# developer ユーザパス確認
$ tree -L 1 /home/
/home/
└── developer
1 directory, 0 files

# windows パス確認
$ tree -L 1 /mnt/c/Users/
/mnt/c/Users/
├── All Users -> /mnt/c/ProgramData
├── Default
├── Default User -> /mnt/c/Users/Default
├── Public
├── desktop.ini
└── [user]
5 directories, 1 file

# ... ログイン後、exit で抜ける

$ exit

ubunto22.04のsysemd 起動を有効にする #

  • windows11+ubuntu22.04の場合、systemd=trueとなるし、defaultは記載がなくてもdeveloperになる様子。念のため設定しておいたほうがいい気がする内容
  • ついでにwindows path を引き継がせない設定も追加する

インストールした ubuntu で /etc/wsl.conf を新規作成する

# $ sudo emacs /etc/wsl.conf
[interop]
appendWindowsPath = false

[boot]
systemd=true

[user]
default=developer

インストール済みディストリビューション確認 #

powershell or cmd で以下を実行

$ wsl --list
Linux 用 Windows サブシステム ディストリビューション:
Ubuntu-22.04 (既定)

$ wsl --list --verbose
  NAME            STATE           VERSION
* Ubuntu-20.04    Running         2
  Ubuntu-22.04    Running         2

インストール可能バージョンを確認（2回目以降） #

powershell or cmd で以下を実行

$ wsl --list --online
インストールできる有効なディストリビューションの一覧を次に示します。
'wsl.exe --install <Distro>' を使用してインストールします。

NAME                                   FRIENDLY NAME
Ubuntu                                 Ubuntu
Debian                                 Debian GNU/Linux
kali-linux                             Kali Linux Rolling
Ubuntu-18.04                           Ubuntu 18.04 LTS
Ubuntu-20.04                           Ubuntu 20.04 LTS
Ubuntu-22.04                           Ubuntu 22.04 LTS
OracleLinux_8_5                        Oracle Linux 8.5
OracleLinux_7_9                        Oracle Linux 7.9
SUSE-Linux-Enterprise-Server-15-SP4    SUSE Linux Enterprise Server 15 SP4
openSUSE-Leap-15.4                     openSUSE Leap 15.4
openSUSE-Tumbleweed                    openSUSE Tumbleweed

※２回目以降のディストリビューションをインストールする場合、-d オプションは不要
以下でインストール可能

$ wsl.exe –install <Distro>

問題 #